これから進む都市整備(8)

(2020年05月30日)

渋滞路線の拡幅・整備

新鏑川橋(山名町から藤岡市方向を望む)

取り残された東三条通りの2車線区間

高崎駅東口整備と大きく関連する事業となるが、高崎前橋線(主要地方道前橋高崎線=東三条通り)とそこにつながる路線の大渋滞を引き起こしているのが、拡幅されずに旧来のまま2車線で残っている高崎前橋線の「江木町〜芝塚町(伊勢崎街道〜高崎駒形線との交差点)」区間整備である。

 

高崎駅周辺では道路拡幅が進み、Gメッセ群馬周辺整備で高崎競馬場通り線の双葉町交差点(高崎前橋線)と環状線交差点までの区間が片側複数車線となり、かつての渋滞が一気に解消された。

 

東口エリアにおいて渋滞のボトルネックと言えるのが高崎前橋線「江木町〜芝塚町」の2車線区間である。高崎前橋線=東三条通りは、昭和の時代から市民が敬遠する渋滞路線である一方、問屋町駅(貝沢口)、井野、新前橋に至る幹線で、高崎駒形線、伊勢崎街道、城南大橋経由で吉井街道と連絡する重要な道路で、渋滞しているとわかっていても、諦めて通行せざるを得ない区間である。

 

高崎駒形線と交差する芝塚町交差点の改良が行われているものの、抜本的な解決には至っておらず、特に高崎駅方向から前橋方向に進行する車が渋滞し、渋滞の影響は、高崎前橋線・伊勢崎街道から八間道路、東四条通りなどへと及んでいる。また芝塚町交差点の高崎駒形線の西行き方向は左車線が左折専用となるため、直進方向が渋滞している。

 

群馬県では、平成29年度から令和9年度までの計画で、この高崎前橋線「江木町〜芝塚町」区間の延長671mを6車線化する工事を行っている。地域の理解をいただき、早期に開通できることを望みたい。

 

新鏑川橋の架橋

高崎市と藤岡市を結ぶ都市間連絡道路となる県道寺尾藤岡線のバイパスが計画されており、新鏑川橋を含む山名工区が先行して事業化されている。

県道寺尾藤岡線は、高崎神流秩父線(吉井街道)と寺尾町で分岐、根小屋町、山名町を経て藤岡市に至る。現道は幅員が狭く大型車進入規制区域があり、鏑川橋付近では朝夕をピークに慢性的な渋滞が発生している。

寺尾藤岡線バイパスは現道に沿って計画され、根小屋町、南八幡小学校の東方から、山名イーストタウンへと抜け、新鏑川橋(仮称)を経て藤岡市の市道に接続する。

山名工区は延長2,700mで、新鏑川橋と県道金井倉賀野停車場線との接続道路の工事が進んでおり、令和2年度に開通予定となっている。

 

国道17号に新しい神流川橋

国道17号本庄道路は、国土交通省大宮国道事務所が所管しているバイパスで、埼玉県深谷市岡から群馬県高崎市新町までの延長13.1㎞。現在、埼玉県本庄市沼和田から群馬県高崎市新町間の延長7㎞が事業され、大宮国道事務所の発表によれば、神流川橋の架け替えを含む埼玉県児玉郡上里町勅使河原から高崎市新町の延長約1.4㎞が暫定2車線で令和4年内に開通できる見通しとなった。新しい神流川橋の延長は約730m。

 

神流川橋は昭和9年に架設され、建設後85年が経過し老朽化が著しいため、優先的に進められた。

 

神流川橋がネックとなり、新町側では埼玉県方向への進行が自衛隊前などで慢性的に渋滞していた。

 

新しい神流川橋は、新町側では新町交番あたりで現道に接続するようなかたちとなっており、開通後、現在の神流川橋は撤去されるようなので、高崎市民としては、ガトーフェスタハラダ本社工場へのアクセスがどうなるのか、気になるところだ。

 

高崎商工会議所『商工たかさき』2020年5月号

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