念願の本社建て替えを実現

革新的で自由な発想のサービスを展開

(2015年2月)

新本社外観
ホテルのロビーのような店内(高崎とんやまち店)
横田社長

●創業以来初の本社移転・建て替え
 ネッツトヨタ高崎株式会社は昭和54年に設立された自動車ディーラー。コンパクトカーを中心に、女性や若者向けの車を多く取り扱う。昨年の10月に本社社屋を新築し、心機一転営業をスタートさせた。新社屋のデザインコンセプトは、高崎のシンボルである「高崎白衣大観音」の羽衣。お客様を出迎えるエントランスの屋根の部分にそのイメージが具現化され、地域密着の姿勢と高崎のランドマークとなれるようにという思いが込められている。設立からずっとこの問屋町に本社を構えていたため、大きく離れて移転するつもりはなく、隣接の敷地が確保できたのは本当に幸運だった。移転後の住所は番地が1つ変わっただけ。さらに敷地が広くなったことから、新車のみならず、中古車の販売店も統合した。

●地域のお客様満足度ナンバー1をめざす
「目標は地域CS(お客様満足度)ナンバー1です」と話す森村専務。日頃から社員に浸透させ、お客様へのサービス向上に努める。そのための第一番がお客様を迎え入れる環境の整備だ。ショールームはホテルのロビーのようなくつろぎの空間をテーマに内装が施され、清潔感あふれる開放的な空間が広がっている。1人用の待合空間や商談スペースにパーテーションを設けるなど、お客様目線での快適な環境づくりを心掛けた。また、夏はポロシャツ、冬はセーターというカジュアルな服装でお客様に接するなど、お客様が気軽に足を運べる店舗づくりにも努めている。

●先進的な取り組みにもチャレンジ
 県内の自動車ディーラーで1番最初にホームページを立ち上げたり、金曜日にチラシを投げ込み、週末の売り出しを企画したり、ディーラーオリジナル車両の企画販売を行うなど、数々の先進的な取り組みを打ち出し、業界のトレンドをリードしてきた。「併売の車が増えてきており、他店との差別化を図り、特徴を出していく必要がある。先進・こだわりというキャッチコピーのもと、様々なチャレンジをしてきました」と森村専務は話す。ビスタ店とネッツ店が統合され“ネッツトヨタ高崎”となって10年。その間6回のメーカー表彰を受けているのも、そういった取り組みが認められている証拠だ。「これからも基本を大切にし、お客様に満足してもらえるサービスを提供していきたいです」と地域CSナンバー1をめざし、新たな一歩を踏み出した。

ネッツトヨタ高崎株式会社
代表取締役社長 横田衛
代表取締役専務 森村治夫
高崎市緑町4-1-1
TEL:027-364-1717
URL:http://www.netz-takasaki.com