地球を再現した ネイチャーアクアリウム

(2020年06月30日)

株式会社 しみづ農園

 

水草と石、流木、砂や土を使って、森や山岳、渓谷など美しい自然の風景が再現された水槽。宙を飛ぶように泳ぐ魚や愛らしく動き回る小エビ。こんな癒しの『水景絵画』が仕事場や巣ごもり中の自宅にあったら、清々しい気分で快適に過ごせそうだ。

 

世界規模のコンテストも開かれる『ネイチャーアクアリウム』。しみづ農園アクア事業部の小暮浩司さんは、コンテストで上位入賞も果たす世界トップクラスのアクアスケープ(水景)クリエイターだ。独学で知識やノウハウ、技術を蓄積し、様々な作品を手がけてきた。

4年ほど前から、住みよい緑のある住環境を創造する造園業の株式会社しみづ農園でアクア事業部を担っている。

 

水草を使って水槽の中に風景を描くことと、緑を用いて憩いの空間を創り出す造園業の共通点は多い。どちらも自然の生態系を取り入れることで、定期的にメンテナンスを施しながら景観美を長く楽しむことができる。

 

水槽の中は、水草の光合成と生き物の呼吸で酸素と二酸化炭素がやり取りされ、フンやえさの残りは砂の中のバクテリアに分解され水草の養分となるなど、自然の循環機能が働いている小さな地球だ。

 

小暮さんがイベント等で行う、手のひらサイズの“ボトルアクアリウム”作りのワークショップは、世代を問わず大人気。「食卓の上などに置いて、えさのやり過ぎに注意すれば、エビや貝類が水槽内の掃除をするので、水が濁ることはありません」と、調和の取れた生態系の生命力を実感できる。

 

これから夏に向かって水草は水槽から飛び出すほど旺盛に成育し、インテリアグリーンの存在感を増してくる。「無機質な空間が多い都会のほうが、ネイチャーアクアリウムの需要が高く、群馬県内での普及はこれから」と言う。

 

わが子の誕生を機に盆栽を始めた小暮さんは、“水草”と出会った28歳の時にこの世界に飛び込み、15年ほどが経過した。「常に新たな発見があり興味が尽きない世界です」と、自然や生命の営みにやさしいまなざしを注ぐ。「自然に対する知識が豊富で触発されます」という同僚もいて、社内には地球愛が広がっている。

 

 

しみづ農園 アクアスケープクリエイター

小暮  浩司さん

 

「群馬は良質な軟水があり、ネイチャーアクアリウムに向いた地域」と言う小暮さん。ウェストポーチに収めた長いはさみやピンセット等専用の道具を取り出し、手際よく作業する職人としてのスタイルもバッチリ。ユーチューブ配信も行なっている。

 

株式会社 しみづ農園

アクア事業部

住所:高崎市柴崎町1563

TEL:027-352-2244

 

 

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