生活を一変させた自転車通勤

(2020年08月31日)

高木製作所の高木社長

自転車通勤は一石二鳥、いや三鳥です」。自宅から会社まで約8㎞の道のりを自転車で通う高木賢治さんはこう話す。

高木製作所の代表取締役として会社を率いる高木さんは現在63歳。工場内をキビキビ歩く健脚ぶりが印象的だ。

その健脚の秘訣の一つが自転車通勤。始めたのは8年ほど前で、友人とゴルフに行った際、70代くらいのプレーヤーに徒歩で追い抜かれたことがきっかけだ。

 

ショックを受けた高木さんは仕事一筋の生活に運動を取り入れることを決意。まずスポーツジムを検討したが、多忙なため通勤に自転車を取り入れることした。

最初は脚が震えることもあったがすぐに慣れ、ゴルフ場で歩くことも苦ではなくなったそうだ。「みなさんカートに乗りますけど、私はラウンド中の4.5時間、ずっと歩いていますよ」。

自転車通勤は運動不足の解消はもちろん、色々な発見があることが魅力だという。「車と違って自転車は寄り道しやすい。いつもと違う道を通ると、魅力的なログハウス風の家や定食屋さんを発見することができました」と楽しそうだ。

 

普段の暮らしでも歩くことが習慣になった。駅の東口側の自宅から市役所に行くときや、会合や飲み会で柳川町に行くときも、徒歩で移動するようになった。帰路にタクシーも代行も使わない。「昔からあった建物が新しくなっていたり、目新しいお店を見つけたりと、発見があり楽しい。以前は200m先のコンビニでも車を使っていましたね」と話す。

 

高木さんは20代の頃は自転車で1日30km近く走ることも多かったそうだ。また大学では山岳部に所属し、富士山の次に高い標高3,033mの北岳にも登頂したこともある。就職してからは仕事一筋だったが、自転車通勤をきっかけに体を動かす喜びがよみがえった。

昨年は夫婦で尾瀬をハイキングした。木道を4時間近くみっちり歩いたが、自転車通勤の成果か途中で足が止まってしまうこともなかったという。奥様も日常の買い物は自転車を利用していることもあって、2人一緒に踏破できたそうだ。今年は夫婦で谷川岳に登ることが目標だ。谷川岳を踏破したら、次は富士山登頂だと高木さんは嬉しそうに話す。

夢はいつかお孫さん6人を連れて尾瀬にハイキングに行くことだ。「健康じゃないと仕事も趣味も面白くない。何事も体が資本です」。こう話す高木さん友人とバイクで北海道ツーリングを予定しており、楽しみは尽きない。

 

株式会社高木製作所

住所:高崎市倉賀野町3395-3

TEL:027-346-8205

 

高崎商工会議所「商工たかさき」2020年8月号

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