県内生活圏の放射線量は減少

(2014年3月26日)

県内生活圏の放射線量は減少写真を拡大群馬県放射線マップ
(平成25年11月30日時点)

県内生活圏の放射線量は減少写真を拡大福島県及びその近隣県におけるにおける空間線量率マップ
(平成25 年11 月19 日時点(事故32 か月後))

1124地点を実測。0・2μSv/h以上は1地点に

 群馬県は、平成25年11月30日を基準日とした県内1124地点の放射線マップを25日に公表した。県、市町村によって地上1mの空間放射線量率が実測された。
 群馬県によれば、平成23年以降の調査結果の推移では、生活圏の空間放射線量率は着実に減少してきている。前回の平成25年5月時点に比べ、県内の空間放射線量率は低減し、「0・2以上0・3μSv/h未満」は、全体の0・1%(1地点)に減少した。
 平成23年9月30日時点では、調査を行った679地点のうち、「0・2以上0・3μSv/h未満」は全体の5・6%(38地点)、「0・3以上0・4μSv/h」未満は0・7%(5地点)。「0・4μSv/h以上」の地点は確認されなかった。
 平成24年9月は1115地点で調査が行われた。「0・2以上0・3μSv/h未満」は、全体の1.5%(17地点)。「0・3以上0.4μSv/h未満」の地点は無くなった。「0.2以上0.3μSv/h未満」の地点も、市町村数で13から8に減少し、市町村等による除染対策の進捗や自然減衰により、生活圏における空間放射線量率は着実に減少してきていることが示された。
 平成25年5月は、1124地点で調査され、県内の空間放射線量率はさらに低減し、「0・2以上0・3μSv/h未満」は、全体の0・4%(5地点)に減少した。
 平成25年11月は、1124地点で調査され、平成25年5月時点に比べ、県内の空間放射線量率はさらに低減し、「0・2以上0・3μSv/h未満」は、全体の0・1%(1地点)に減少した。