ホームラン3発、ペガサスが石川に完勝

(2014年4月29日)

写真を拡大石川「ナックル姫」吉田えり投手とペガサス・ラミレスの対決
写真を拡大3号2ラン、4号3ランを放ったカラバイヨ
写真を拡大始球式を行った唐澤さん

カラバイヨ3号4号、宇佐美1号。栗野が2勝目

 BCリーグ、群馬ダイヤモンドペガサスと石川ミリオンスターズの試合が4月29日に城南球場で行われた。
 ペガサスは、石川の先発・長谷川から2回裏にカラバイヨ、伊藤が連打で出塁し、宇佐美の1号3ランで3点専攻。3回裏に、先頭打者・井野口がセンター前ヒットで口火を切り、カラバイヨ3号2ランなど打者9人の攻撃で6点を追加した。6回裏に登板した石川の「ナックル姫」吉田えりからカラバイヨが4号3ランを放ち、この回も打者9人の攻撃で6点を加えた。
 ペガサスの先発・栗野は7回まで石川打線を1安打無失点に抑え、8回からザラテ、ロメロに継投し、15対0で石川に完勝した。
 ペガサスの打撃では1番西本が4打数3安打2塁打2本、2番安田が4打数2安打2塁打2本、3番井野口が4打数2安打、4番DHラミレスが4打数1安打、5番カラバイヨが5打数4安打本塁打2本、6番伊藤が3打数3安打3塁打1本などと猛攻を見せた。
 6回裏ラミレスの打席で石川が吉田を登板させ、次いで石川・森慎二監督も登板、ペガサスも復帰したザラテと元・巨人の長身投手ロメロをそれぞれ8回、9回に投げさせるなど、見せ場を作り、ファンを楽しませた。
 川尻監督は「投手陣がしっかり抑えてくれた。打撃の調子も良く連勝したい」と意気込みを見せた。
 試合前には、高崎商工会議所の原浩一郎会頭があいさつし「来年の3月に北陸新幹線で高崎と金沢が100分でつながり、さらに交流が深まっていくと思う」と石川応援団を歓迎した。群馬銀行高崎支店の唐澤さんが始球式を行い、試合に花を添えた。