市内の新築住宅は1部屋広い!?

(2014年5月13日)

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工事費は1棟平均2370万円で県内最高額

 国土交通省はこのほど平成25年度建設着工統計を発表した。全国の住宅着工数は98万7千戸となり、前年度よりも10・6%増、4年連続で増加した。
 高崎市内の着工数は2709戸で、群馬県内で最も多く、前年度よりも443戸、19・5%増加となった。市内全着工数の中で、居住専用住宅が2352戸で、全体の86%を占めている。
 居住専用の新築住宅を見ると、1棟当たりの平均床面積は140・4㎡で、群馬県内で一番広かった。1棟当たりの工事費予定額は2370万円で、こちらも群馬県内で最も高額となった。高崎市内では、25年度は、前年度よりも1棟当たりの床面積が12・5㎡、工事費が258万円増加し、他市と比べると一部屋分広いと言えそうだ。1㎡当たりの価格を見ると、16万9千円で前年度よりも2・4%上昇した。1㎡当たりの価格は、県平均が16万6千円で、高崎市は、県内他市町村とほぼ同じとなっている。
 高崎市内の業務用建築の着工数では、医療福祉が最も多く、48棟、床面積合計4万6983㎡、工事費予定額合計97億7291万円(1棟平均979㎡、2億360万円)。卸・小売業が47棟、床面積合計1万4080㎡、工事費予定額合計17億5457万円(1棟平均300㎡、3733万円)。製造業が38棟、床面積合計1万7695㎡、工事費予定額合計27億4406万円(1棟平均466㎡、7221万円)などとなっている。