新体育館の完成が28年度にずれ込む

(2014年12月9日)

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「鉄道との協議に時間を要した」

 高崎市は、9日の高崎市議会・都市集客施設調査特別委員会で、下和田町で建設を進めている新体育館の完成が、当初予定していた平成27年度内から、28年度にずれ込む見通しであることを明らかにした。
 高崎市によれば、工期が延びた理由として、建設用地がJRと上信電鉄の鉄道に挟まれ、鉄道両社との施工方法の協議に時間を要したこと、建設資材や作業員の調達、確保に時間がかかっているものがあることを上げた。
 高崎市は、28年8月までに体育館本体の工事を終え、12月までに外構工事を完了しオープンさせたい考え。28年9月に新体育館で予定している合気道世界大会は、予定通り開催できる見通し。
 工事進捗は、現在、体育館を支える長さ28mの杭237本の杭打ちを重機3台で作業しており、杭打ちを12月中に終え、年明けから掘削、4月から体育館の基礎工事に入るという。