虐待から守る取り組み強化

(2019年02月18日)

理不尽な要求に毅然と対応を

高崎市教育委員会は、野田市の女児虐待事件の報道を受け、幼い命を守るはずの学校、行政、関係機関の対応に問題があったとされていることを踏まえ、児童生徒の命を守る取り組みを徹底するよう、市内各校へ2月14日に通知した。

 

取り組みとしての4項目の重要点が示された。

各学校では、虐待が疑われる事案について実態の把握に努め、現在の対策や子どもたちの様子に問題はないか、検証する。

虐待に関する研修を日頃から実施し、虐待への対応について共通理解をはかる。虐待が心配される児童生徒の些細な変化を見逃さないように努める。

虐待等が心配される場合は、高崎市教委や高崎市こども家庭課に相談、関係機関と連携した対応を行う。

保護者からの相談には丁寧で寄り添った対応を基本とし、今回の野田市の事件で問題となった保護者の理不尽な要求等には毅然とした対応を行う。

 

飯野教育長は「本市の子どもたちが不幸となる事故が起こらないよう。改めて現在の取り組みとその状況を把握し、総力を挙げて子どもたちの命を守っていきたい」とコメントしている。

 

 

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