くらぶちこども天文台が開館

(2019年03月17日)


30cm反射式望遠鏡で月面観察

感動と科学への関心を

子どもたちが手軽に天体観測ができる「くらぶちこども天文台」が、倉渕水沼公園に3月16日に開館した。

 

「くらぶちこども天文台」が開設された背景は倉渕の美しい星空と多くの子どもたちが交流する地域づくりがあるようだ。

 

倉渕地域では、年間を通じて天の川など満天の星空が観察ができ、平成15年(2003)10月には低緯度オーロラも観測されている。

また倉渕地域では、昨年5月に、太陽光発電所の付帯施設としてサッカー場とトレイルランコースを備えた「倉渕水沼公園」が開園し、スポーツを楽しむ子どもたちが高崎市内外、県内外から集まっている。また「くらぶち英語村」や観光面での取り組みも成果を上げている。

 

8年前の東日本大震災で使用できなくなった高崎市少年科学館の大型天体望遠鏡の再活用と、子どもたちに星空を案内する天体観測ボランティアの結成によって、「くらぶちこども天文台」が実現した。

 

「くらぶちこども天文台」に設置された「三鷹光器製30cm」は、昭和59年(1984)年に高崎市少年科学館の開館に合わせ、高崎市中央公民館の屋上に設置され、天体観測会が行われてきた。

平成23年(2011)の東日本大震災により、中央公民館屋上の天体ドームがが損傷し、ドーム本体が老朽化していたことから修繕できず、この天体望遠鏡が使えない状況となっていた。

 

「くらぶちこども天文台」の整備にあたって、望遠鏡の鏡筒部分をオーバーホールし、架台にはコンピュータ制御で、見たい天体を自動的に視界に入れ追尾するシステムを取り入れた。

 

富岡市長は「これから人気が出る施設だと思う。サッカーをして、天文台で星を見て、相間川温泉でホタルを見て、おきりこみを食べる腹いっぱい倉渕バスツアーなども考えていきたい」とあいさつ。

くらぶちこども天文台担当の小峰さんは「望遠鏡をきっかけに宇宙飛行士になりたいなど、子どもたちに夢を与えられるよう、こども天文台という名前になった。バーチャルではなく生(なま)の体験の感動を願っています」と話す。

 

ボランティアの武井さんは「子どもたちが望遠鏡をのぞいた時におーっと言ってくれるのがうれしい。感動をこれから伝えていきたい。見える天体はいっぱいあるので、来るたびに違う天体を見てもらって、天体への関心を持ってほしい」とこれからの活動に意欲を持っている。

 

くらぶちこども天文台は予約不要、入場無料、誰でも天体を見ることができる。

開館時間は、季節によって変わり、3月4月は午後7時から午後9時30分)。休館日は月曜日・火曜日。開催情報は「くらぶちこども天文台フェイスブック」で確認を。

問い合わせは相間川温泉内天文台担当まで電話027・386・6837。

 

 

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