是枝監督が作品を語る

(2019年05月3日)


電気館「平成映画」特集

高崎電気館で開催中の「平成に生まれた映画」特集(2019年4月27日~5月10日)で、是枝裕和監督の「誰も知らない(平成16年・出演=柳楽優弥・北浦愛・YOUほか)」の上映に合わせ、28日に是枝監督によるトークイベントが同館で開催された。

 

是枝監督は「万引き家族」で、カンヌ国際映画祭で日本映画として21年ぶりに最高賞のパルムドールを受賞 、現在はフランスでカトリーヌ・ドヌーブさん、ジュリエット・ビノシュさんなどと日仏合作映画に取り組んでいる。

 

電気館には多くのファンが詰めかけ、映画づくりなどについて会場から是枝監督に質問を浴びせた。

 

「誰も知らない」は実際の育児放棄事件をもとに、是枝監督がAD時代に着想し、制作までに約15年を経た作品。監督にとって「思い入れの強い作品」と言う。

「そして父になる」の話題では、福山雅治さんとの出会いの逸話や、是枝監督自身の生活の中でのエピソードを語った。

「万引き家族」は、親から虐待され施設に入っている少女を取材した際、その子が国語の教科書の「スイミー」を朗読してくれたことが印象深く、映画の台本に書いたという。

また撮影した映像の編集と台本の練り直しが一体化となっている、監督の制作スタイルについても語った。

是枝監督の新作は『La Vérité』という仮題で、日本語では真実の意味。日本では2019年10月に公開予定ということだ。

高崎の都市力 最新記事

  • シネマテークたかさき
  • ラジオ高崎
  • 高崎市
  • 広告掲載募集中