浸水防止重点に今年も総点検開始

(2020年05月22日)


台風19号被害箇所など

高崎市は、5月21日から危険個所総点検を2カ月間にわたって実施する。高崎市は平成26年からこの総点検を実施しており、これまで土砂災害、水害、大規模地震など年度ごとに重点を置いてきた。

 

今年度は浸水防止対策をはかるため、職員延べ1600人により、河川・用排水路の総点検を行う。

 

昨秋の台風19号などの被災箇所、地元区長からの聞き取りによる浸水箇所などを点検箇所に盛り込み、土砂の堆積、河川内の立木、護岸の損傷状況の点検など、国・県など河川管理者と連携した防災・減災対策を実施する。

また道路側溝や用排水路の土砂堆積や雑草などが排水の妨げとなり、内水はん濫の原因となっていないか点検する。

台風19号を重点に過去の大雨で浸水被害が発生した石原町、元島名町、新町第7区、吉井町中島、池などの町内等については、重点的に調査、対応していく。

 

総点検初日の21日に富岡市長は下佐野町の粕沢川の視察を行った。市長は地元区長とともに河川に生い茂る雑草の状況を視察し「県に浚せつを要望していきたい。大雨で心配な箇所を集中的に見ていきたい」と述べた。

 

 

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