寺尾藤岡線バイパス一部開通

(2020年10月27日)


新鏑川橋が完成

高崎市と藤岡市を結ぶ県道寺尾藤岡線バイパス・山名工区の1・5kmが10月25日(日)に開通した。開通式の後、午後4時30分から共用となった。

 

県道寺尾藤岡線バイパス山名工区は、根小屋町から藤岡市篠塚までの延長2・7kmで、現道の寺尾藤岡線・根小屋町交叉点(高崎商科大学南側)から南八幡中、南八幡小の北側を経由して市道・南八幡小学校通り線、県道金井倉賀野停車場線と交差、新たに架橋した新鏑川橋を経て藤岡市道に至る計画。

今回開通したのは、新鏑川橋を含む市道・南八幡小学校通り(木部町地内)から藤岡市道(藤岡市篠塚)までの延長約1・5㎞。

 

同路線は、鏑川と鮎川の合流点を経るため、鏑川橋、鮎川橋周辺の渋滞が発生していた。また山名町地内は道幅が狭く渋滞が発生し、鏑川橋北詰から倉賀野方面との往来が山名イーストタウン内を通行するため、安全な交通環境の整備が地域から要望されていた。新鏑川橋の開通は、同バイパスの重点とされ、大きな整備効果が期待される。

 

開通式で群馬県の岩下県土整備部長は「安全で円滑な交通が地域の課題となっていました。高崎市、藤岡市両市の活性化に大きく寄与するものと期待されます」と式辞を述べた。

 

高崎市の富岡賢治市長は「藤岡市と高崎市で長く陳情してきました。藤岡、高崎の交流と発展に貢献すると期待しています」と開通を祝った。

 

事業期間は平成23年度から令和4年度で、残区間の南八幡小学校通りから根小屋町交叉点までは2年後の開通を予定している。

 

 

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