インフルエンザ報告数、全県でわずか1人

(2021年01月21日)

患者数が少なく横軸上の赤●が今シーズン(群馬県資料より)

コロナと同時流行回避できるか

群馬県の感染症発生状況動向調査で、インフルエンザの報告数がまとめられているが、毎年流行のピークを迎える時期になっているにもかかわらず、インフルエンザの報告数が1月第1週が0人、第2週が1人となっている。高崎保健所管内は0人。(1月20日発表値)

 

県内のインフルエンザの定点医療機関は87院で、1月第2週の定点当たりの報告数は0・01人となっている。

 

昨年の同時期は定点当たりのインフルエンザ報告数は20人超、大流行した2018年、2019年の1月は定点当たり50人超となっている。

 

新型コロナウイルスとの同時流行が心配されてきたが、全国的にもインフルエンザの報告数は例年に比べて大幅に少なく、新型コロナウイルス感染症への対策や医療機関への受診が昨シーズン以前と異なることなども背景として指摘されている。

 

 

 

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