JICA高崎分室が開所

(2021年10月2日)

左から田中・東京所長、富岡市長、白石・高崎市議会議長、児玉会頭

高崎駅ビル西口2階

独立行政法人国際協力機構(JICA)東京センター高崎分室が、高崎駅ビル・モントレー2階のJETRO群馬隣に開設され、10月1日に開所式が行われた。

 

JICAは政府開発援助(ODA)を一元的に行う機関で、開発途上国への国際協力を行っており、市民と国際協力をつなぐ「地域のJICA窓口」として国際協力推進員を全国に配置している。群馬では既に前橋市に国際協力推進員が配置されているが、今般、高崎市に国際協力推進員が配置されることになり、JICA東京センター初となる分室が、JETRO群馬の隣に開設された。

 

高崎分室では、民間企業との連携や群馬県への外国人人材の円滑な受け入れ支援に力を入れる予定。高崎市では職員1人を派遣し、JICAとの事業連携を積極的に進める。

 

開所式でJICA東京事務所の田中所長は「ぜひ高崎に配置したいと1年ほど前から相談してきました。高崎はJICAの活動を展開する大切な足場で、JETRO群馬と力を合わせて地元の皆様を支援していきたいです」とあいさつ。

富岡賢治市長は「コロナ収束後を見据え、企業の新しい動きもあり、海外に打って出ようとする企業が相談でき、JTRO群馬とJAICAが高崎の新しい拠点となります」と祝辞を述べた。

 

高崎商工会議所の児玉会頭は「産業、経済を通じた海外協力の気運が益々醸成され、持続可能な社会に向けた取り組みが強まります」と事業の進展に期待を寄せた。

 

開所を記念し、高崎のだるまが贈られ、目入れが行われた。

 

 

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