障害者就労でメロンの水耕栽培施設を整備

(2022年01月7日)

令和6年度開設めざす

高崎市は農業と福祉が連携した新しい事業として、倉渕地域で障害者によるメロンの水耕栽培施設の開設を進め、令和6年度(2024)中の開設をめざすことをこれまでに発表した。

 

倉渕地内に用地を取得し、メロンの水耕栽培用ビニールハウス(約100坪)を3棟と事務所・出荷施設を整備する。

障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型=企業等での就労が難しい障害者の就業訓練を行う施設)を市が整備し運営する。

 

施設利用者は定員20人で、市内の障害者団体や特別支援学校に周知し募集する。

作業日は月曜から金曜の週5日。障害者の特性や状況に応じて作業日数を判断する。作業内容は育苗、受粉、収穫、梱包、出荷で、安全性や作業負荷を考慮する。障害者への賃金はメロンの収益と勤労日数で算定する。通勤は事業所の車両で障害者の自宅に送迎し、利用者と家族の負担軽減をはかる。

 

障害者の就労の場、社会参加の場として施設を整備し、将来に不安を抱える障害者や家族の支援をはかる。

 

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