前橋ICアンダーパスにエアー遮断機

(2022年07月8日)


水位上昇で自動作動

高崎市は関越自動車道前橋インターチェンジを横断するアンダーパスの冠水を検地して自動的に膨らむエアー遮断機を市道に設置し、7月1日から運用を始めた。

 

高崎市によれば、このアンダーパスは年に1、2回冠水が発生し、2021年7月に発生したゲリラ豪雨では1m以上の冠水で自動車が水没する被害が発生した。

 

アンダーパスの排水施設は関越自動車道開通当時のもので、排水能力が市内の他のアンダーパスに比べて低いという。また周辺状況も関越自動車道開通当時とは大きく変わり、ポンプでの排水が間に合わず、アンダーパスの水位が急上昇しやすいという、

市道には、アンダーパスに進入する前に手動ゲートがあるが、緊急時は職員らの到着が間に合わないことがあった。

 

導入したエアー遮断機は水位が15センチを超えると空気が送り込まれ、20秒ほどで膨らむ構造になっている。設置は群馬県内初となり、高崎市では緊急に通行止め規制をかけ、通行車両の冠水被害を防止できるとしている。

 

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