スマートIC産業団地に観光物産施設/プロポーザル募集

(2022年08月26日)

高崎玉村スマートIC下り入口とA地区
計画地(高崎工業団地造成組合配布資料より)

地域活性化や付加価値向上

高崎工業団地造成組合は、高崎産農畜産物や高速交通網を生かした海産物の販売を行う施設を民間の力を活用して高崎スマートIC産業団地に開発・誘致するため、公募型プロポーザルを実施する。

 

計画場所は、高崎玉村スマートICの下り方向出入口周辺の東西エリアでA地区とB地区で構成され、合計面積は5万8310㎡(約1万7637坪)。用途地域は準工業地帯。分譲価格は19億4007万円。A地区とB地区の分割分譲は行わない。

 

プロポーザルの提案内容を実現することができる、総合的な企画力、技術力、資金力及び経営能力を有する単体の法人又は複数の者で構成するグループを募集する。グループで応募する場合は土地所有者となる構成員を代表者とする。

 

契約開始から10年を経過するまで事業を継続する。

 

プロポーザルの参加表明期限は令和4年10月下旬。

プレゼンテーション審査は令和5年1月中旬、分譲優先権者の決定時期は令和5年2月上旬を予定。

 

提案に求める内容は、

①高崎産の農産物を内外にアピールし販売するための具体的計画

②高速交通網を生かして集積した海産物を販売するための具体的計画

③ゆとりのある空間で農畜産物・海産物を食すことができる具体的計画

④高崎市や群馬県観光の起点・終点となるような具体的計画

⑤A地区、B地区及び周辺の施設が有機的に連携できる具体的計画

⑥高崎市及び当該エリアの発展に資すると思われる自由な発想提案

 

説明書は令和4年8月24日(水)から9月14日(水)まで下記アドレスで配布。

https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2022081900015/

 

この場所の物産観光施設は富岡賢治市長が市長就任直後から提唱していた事業で、当初は東日本大震災で風評被害を受けた高崎産農産物のブランド化と震災被災地の物産を販売し復興の一助とすることなども盛り込まれていた。

 

スマートIC産業団地内には、これまでに菓子製造のドンレミーの新工場の進出が報道されている。また関越自動車道をはさんで玉村町側には群馬県企業局が高崎玉村スマートIC北地区工業団地を造成しており、スマートIC周辺エリアの開発が進んでいる。

 

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