農福連携でメロンの水耕栽培

(2022年09月16日)

倉渕地域で計画進む

高崎市が倉渕地域で進めている農福連携事業について、9月12日の高崎市議会一般質問で、丸山芳典議員がただした。

 

障害者の農業就労施設整備事業として、倉渕地域でメロンの水耕栽培施設の整備を進めている。

高崎市は令和6年度の開設をめざしている。

令和4年度は事業用地の測量、地質調査を行い、用地取得と造成、ビニールハウス、水耕栽培設備の設計を行う予定。

用地は日照条件を踏まえ、当初予定の5千㎡よりも広い8千㎡となり、6月議会で買収費を補正した。

 

令和5年度はビニールハウスと水耕栽培設備の建設工事を始め、管理棟兼作業棟の設計・建設。駐車場の整備工事を行う予定。

メロン栽培については、専従職員2人を配置して研究し、試験栽培なども視野に入れている。

ハウスの熱源については、倉渕地域の特性を考慮し、ボイラー燃料は重油・灯油ではなく、木質バイオマスの導入を検討する。

 

農業関連の技術者・指導者、サービス管理責任者、生活支援員など福祉系の人材、送迎担当スタッフを配置する予定。令和6年度実施に向け、今後、人材確保、実務研修をはかる。

 

倉渕地域との連携が重要となり、地域振興に役立つ取り組みとして進めていく考え。

 

 

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