群響第 609 回定期演奏会/6月22日

(2025年06月21日)


注目の女性指揮者が日本初登壇

群馬交響楽団の第609 回定期演奏会が6月22日(日)に高崎芸術劇場大劇場で行われる。演奏会を前に、指揮のヨハンナ・マラングレさんの記者会見が6月20日に行われた。

マラングレさんはドイツ出身の女性指揮者の気鋭で、日本で演奏活動を行うのは、今回が初めて。群響の定期演奏会で女性指揮者が演奏するのも今回が初めてとなり、22日の定期演奏会に向けて意欲を見せた。

 

第 609 回定期演奏会の演奏曲目はショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番と第2番、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」第2組曲、今年度のテーマとなる日本人作曲家の作品として芥川也寸志の「トリプティーク」を取り上げ、ファン待望の選曲となっている。

ショスタコーヴィチは没後50年記念としてピアノ協奏曲2作品を取り上げ、ソリストはアレクサンドル・メルニコフ、第1番のトランペットはイエルーン・ベルワルツで、群響との共演が楽しみなソリストを迎えた。

 

 

記者会見で、マラングレさんは演奏曲の背景や曲調についてふれながら「群響は音づくりに繊細に反応してくれます。曲の冷たさ、あたたかさ、色彩感を表現していきた。お客様の期待に応えるすばらしい演奏会になると思います」と話した。

 

当日券の販売も行われる。

 

第 609 回定期演奏会 2025 年 6 月 22 日〔日〕

高崎芸術劇場 大劇場 開場午後3時。開演 午後4時

【指揮】ヨハンナ・マラングレ

【ピアノ】アレクサンドル・メルニコフ

【トランペット】イエルーン・ベルワルツ

【曲目】芥川也寸志/弦楽のための三楽章「トリプティーク」(1953)[生誕 100 年記念]

ショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲 第 1 番 ハ短調 作品 35[没後 50 年記念]

ショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲 第 2 番 ヘ長調 作品 102[没後 50 年記念]

プロコフィエフ/バレエ音楽《ロメオとジュリエット》第2 組曲 作品64ter

 

 

 

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