主役は子どもたち! 高崎の夏を飾る山車まつりに力を注ぐ

(2025年07月20日)

樋山会長

高崎山車祭り保存会 樋山会長

高崎山車祭り保存会・会長に山田町の樋山敏男さんが選出された。8月23日・24日に高崎まつりと同時に開催される高崎山車まつりの実行委員長を兼任し、忙しい季節を迎えている。

 
高崎市内には江戸型山車が38台あり日本一を誇る。「山車まつりでは一日目の集結式、二日目の勢揃いなど、見どころがたくさんあります。山車人形や山車囃子も町内ごとに特徴がありますので、魅力いっぱいの山車まつり、高崎まつり、大花火大会を楽しんでほしいです」と話す。

 
樋山さんは山田町で生まれ育ち、地域への愛着も深い。子どもの頃は高崎市の周年記念など、山車の出場は5年に一度程度だった。樋山さんは団塊の世代で、山車に乗って太鼓を叩きたい子どもも多く競争率が高かったそうだ。大学卒業後は高崎信用金庫に入庫し、高崎まつりでは企業神輿を担いだという。

 
樋山さんは高崎山車祭り保存会役員のほか、青年会や区長会、地域の役員、高崎市子ども会育成団体連絡協議会会長を歴任し、「これまでの経験、地域や関係団体とのネットワークも山車まつりの運営に役立つと思います」。子どもたちの健全育成には思いが強く「山車まつりは子どもたちが主役。夏休みの楽しい思い出として、子どもたちの心に残るお祭りにしていきたいです」と意欲いっぱいだ。

 
高崎まつり、高崎山車まつりは日程が8月下旬になったとはいえ、例年厳しい暑さの中での開催となり、看護師の配置や適切な休憩、水分補給など、運営では市の全面協力により熱中症対策に力を入れている。「暑い時期なので心配です。山車まつりの参加者には飲酒を控えていただいており、時代に合わせた実施ができるよう皆様の理解を得ていきたいと思います」と話す。

 
今年の高崎山車まつりには北地区と中央地区に有志3町内が加わり19台の山車が出場する予定だ。各地区では、これから山車囃子の練習が始まる。街角から聞こえてくる笛、太鼓の音色は高崎の夏の風物詩だ。「まちなかに限らず、どの地域でも少子化で担い手の子どもたちが少なくなっています。練習場所の確保や指導、各地区での近隣のご理解など、ご苦労の多いことと思います。高崎の伝統である山車を守り、後世に伝えていけるよう、皆様のご協力をお願いしたいと思います」と話している。

 

■樋山 敏男さん
1948(昭和23)年10月生まれ。76歳。山田町で生まれ育ち東小学校、旧第二中学校、新島学園高校。大学卒業後、昭和46年高崎信用金庫に入庫、2011(平成23)年退職。この間、青年団体などの地域活動にも参加。東公民館長、高崎市子ども会育成団体連絡協議会会長を歴任し、現在は高崎市東地区区長会長など高崎のまちづくりに力を尽くしている。
高崎商工会議所「商工たかさき(2025年7月号)」
 

 

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