映画「ブルーボーイ事件」大ヒット上映中

(2025年12月18日)

飯塚監督が舞台挨拶(6日)

シネマテークたかさき。舞台挨拶も好評

飯塚花笑監督の群馬ロケ作品、映画「ブルーボーイ事件」がシネマテークたかさきで上映されており、12月6日に飯塚監督が舞台挨拶した。

 

この映画は、1960年代の日本で実際に起こった「ブルーボーイ事件」を題材にした作品で、性別適合手術が違法か合法を争う裁判を通じ、幸福を追求する権利を当事者の視点から描かれている。

 

当時の人権意識や偏見は現在と比べるべくもなく、この映画はLGBTQの人々が抱えてきた人権問題を浮き彫りにし、全ての人々の幸福追求権について問題提起している。

飯塚監督はこれまでもトランスジェンダーを描いた作品で国内外から注目を集めており、この「ブルーボーイ事件」は社会派エンターテインメント、感動作として完成させている。

撮影は群馬県内で行われ、1960年代の東京の繁華街、クラブ、裁判所法廷などを細部まで作りこまれており、時代背景を反映した演出とカメラワークが見どころとなっている。

 

舞台挨拶で飯塚監督は「この映画は当事者の手によって届け、当事者が活躍できる場を用意することが重要と考えました」と話し、県内のロケ地で昭和の世界観を描いたことなど、撮影のエピソードを紹介しファンと交流した。

 

主人公・サチはトランスジェンダー当事者の中川未悠を抜擢。サチのかつての同僚たちとしてドラァグクイーンのイズミ・セクシー、シンガーソングライター・俳優の中村中、若手の真田怜臣、六川裕史、泰平らが出演。サチの恋人に前原滉、サチが働く喫茶店のマスターに渋川清彦、医師・赤城を山中崇、弁護士・狩野を錦戸亮、敵対する検事を安井順平が演じるなど実力派俳優が作品をしっかり支えている。撮影監督の芹澤明子はこれまで倉澤清、深田晃司、斉藤工監督らの作品を手がける映画界の第一人者の一人。

 

映画「ブルーボーイ事件」はシネマテークたかさきで上映中。

上映時間や料金、舞台挨拶の情報はホームページ参照。https://takasaki-cc.jp/

 

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