第39回高崎映画祭【新進監督グランプリ】受賞理由
(2026年01月17日)
甫⽊元空監督
⼭元環監督
『この夏の星を⾒る』©2025 「この夏の星を見る」製作委員会
甫⽊元空(ほきもとそら)監督 『BAUS 映画から船出した映画館』
【受賞理由】
東京・吉祥寺において、⽂化の発信地となった映画館の90年に及ぶ歴史が物語られる。
映画館を作り守ってきた家族たちの、痛烈に刺激的で愛情に満ちた⽇々が、映画という魔法の元、克明に刻まれていく。
年代記としての回顧に終わることなく、この物語は映画館が閉じた後も続く、そう思わせる⼒がある。⼈を描き時代を描き映画を刻んだ鮮やかな演出⼒が⾼く評価された。
⼭元環(やまもとかん)監督 『この夏の星を⾒る』
【受賞理由】
コロナ禍であらゆることに制約を課せられた若者たちの、たった⼀度の夏。マスクに隠れた彼らの⻘春が、いかに尊く輝いているのかを、崇⾼に浮かび上がらせている。
茨城・⻑崎・東京と、それぞれの空の下で⼆度と経験のできない今を、懸命に掴もうとする若者たちの躍動感に⼼が震わされた。
計算され尽くしたダイナミックな映像美と⾳楽は、マスクに隠れた彼らの感情や表情を鮮やかに⾊づかせていた。細やかでありつつ⼤胆な演出⼿腕が⾼く評価された。












