白衣大観音の調査に着手

(2026年02月18日)

大観音の胎内で調査しながら検討

1936(昭和11)年に井上保三郎によって建立された高崎白衣大観音は今年、90周年を迎える。白衣大観音は高さ41・8m、重さ約6000tの鉄筋コンクリート造で、これまでに2度の大規模修復が行われている。鉄筋コンクリート造のため構造物としての寿命は100年とも言われており、白衣大観音の建立 100 年に向け、観音山の慈眼院は再建基金を呼びかけている。

白衣大観音の保存・修復を進めるための市民の取り組みも行われており、井上保三郎ゆかりの企業である株式会社井ノ上(高崎市八島町、井上幸己社長)は、今後の方向性を見出していくため、基礎調査を始めた。2月5日に井ノ上と調査会社の技術者により、観音像の胎内でレーダーによる検査などが行われた。白衣大観音建立時の詳しい技術資料が少ないため、観音像の構造や劣化の状況について今後も調査し、修復工事の計画立案に役立てていきたい考え。

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