金井沢碑建立1300年記念シンポジウム
(2026年03月31日)
多分野から研究成果
ユネスコ世界の記憶「上野三碑」の金井沢碑の碑文に記された「神亀三年丙寅二月廿九日」から今年で1300年となることを記念する式典とシンポジウムが3月20日に群馬音楽センターで行われた。
国立歴史民俗博物館の平川南名誉教授が「東アジアとの文化交流からみる上野三碑・金井沢碑について」(聞き手:県立博物館特別館長・若狭徹明治大学教授)の特別講演を行った。
シンポジウムでは「日本の歴史を語る金井沢碑」をテーマに、佐藤信・東京大学名誉教授、群馬県文化財保護審議会の前澤和之専門委員、渡辺章悟・東洋大学名誉教授、熊倉浩靖・高崎商科大学特任教授によるリレー講座とパネルディスカッション「金井沢碑を次代へとつなぐ」が行われた。
記念式典で群馬県の山本一太知事は「上野三碑の価値の継承に取り組み、世界に発信したい」、高崎市の富岡賢治市長は「上野三碑を保存し守り伝えていきたい」とあいさつした。
リレー講座とシンポジウムでは上野三碑の石碑の特徴や中国、朝鮮半島の影響、渡来人の関りなどが論じられるとともに、碑文中の「知識所結」「知識結」の意味の違いについて仏教思想や国文法の見方からの解釈が提起され、これからの上野三碑研究の広がりを期待させた。
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