日高遺跡「円形周溝墓」を復元
(2026年04月8日)
上越線南側エリアの整備が進む
国指定史跡日高遺跡の円形周溝墓が復元され、完成記念見学会が3月29日に行われた。
日高遺跡は、関越自動車道建設に先立つ1977(昭和52)年の発掘調査で発見された弥生時代後期の遺跡で、水田跡、集落、墓域が揃って確認され、弥生時代のムラの暮らしをフルセットで現代に伝えている。
日高遺跡はJR上越線の南北に広がっており、1989(平成元)に国指定史跡に指定、2009(平成21)年に保存整備工事に着手、2015(平成27)年に上越線北側が日高遺跡公園として先行して開園した。
北側エリアには水田エリア、環壕エリア、竪穴建物、学習施設などが整備されており、今回の円形周溝墓は上越線南側に所在し、これにより、「住まい、生産、祈り」という弥生時代の生活空間の広がりが感じられる史跡としての活用が期待される。
見学会には、地域市民や日高遺跡の保護・活用に取り組むボランティア「日高遺跡公園をともに楽しむ会」の皆さんも参加した。同会は復元水田での稲策体験なども実施し、史跡の活用をはかっている。新高尾地区では地域の文化祭で日高遺跡の出土品の展示を行い地域づくりにつなげている。
新高尾地区の野矢区長会長は「日高遺跡は水田、住居、墓域が残る貴重な遺跡で、登呂遺跡以北の水田として関心が高まりました。日高遺跡公園は地域の憩いの場でもあります。日高遺跡は私たちの自慢であり、いつまでも守っていきたい」と話している。
上越線南側エリアについては復元された円形周溝墓まで見学可。今後、上越選南側部分の環壕集落の整備を更に進めていく計画。
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