障害者支援SOSセンター「バルーン」開所

(2018年05月15日)


ワンストップ相談拠点

障害の種類や状況、年齢に関わらず、生活や就労、将来に関することなど、障害にまつわるあらゆる不安や悩み事をワンストップで受け付け、助言や関係機関へつなぐ相談窓口「高崎市障害者支援SOSセンター・バルーン」が高崎市総合保健センター2階に開所した。

こうした障害者支援の相談窓口の開設は群馬県で初めて。5月8日に開所式が行われ、9日から業務開始となった。

同センターは12人体制で、相談は面談が原則。予約は不要。精神保健福祉士、看護師、社会福祉士、保健師など経験を持つ専門職が対応し、適切な支援を結び付けていく。ハローワーク高崎からも隔週程度で相談対応する。相談者が何度も相談内容を繰り返し話す必要がないように連携シートを作成し、関係機関と密接に連携していく。

開所式で富岡賢治市長は「問題を抱え、思い悩んでいる人のために、ていねいに、きめ細かく対応したい。すぐに解決できない問題もあるだろうが、関係者の協力を得ながら、悩みを抱え込んでしまわないよう、入りやすいセンターにしていきたい」と開設の意義を述べた。障害者支援協会の佐藤英生会長は「高崎市の障害者福祉の充実発展につながる」と成果に期待した。

高崎市障害者支援SOSセンター・バルーン
開館=火曜日~日曜日、午前10時から午後6時。月曜、祝日、年末年始は休館。電話027・325・0111。予約は不要だが、相談日時を事前に申し込むこともできる。

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