ブロック塀を緊急点検

(2018年09月9日)

南小・佐野小の塀を改修

高崎市は、ブロック塀の緊急点検による南小・佐野小改修工事の実施などを、高崎市議会に示した。9月6日の本会議で木暮孝夫議員の一般質問に答えた。

6月に大阪で発生した大地震で小学校のブロック塀が倒れ、登校途中の小学生が下敷きとなって亡くなったことから、市はすぐにブロック塀緊急点検を実施した。

対象は小中学校・市有施設900施設、道路に面した民間のブロック塀・屋根瓦等で、市民の防災意識を高揚し災害に備えを強化していく。

 

小中学校など学校・園は、全93施設を点検した。塀の傾きや劣化・損傷の状況から危険性が高いと思われる南小学校の改修工事を実施し、佐野小学校については工事を実施中。

その他の学校園については点検内容を精査中で、国の補助制度の動向を見ながら緊急性の高い箇所から対応していく。

全ての学校園のブロック塀には注意喚起の掲示板を設置した。

 

学校園以外の市有施設も調査結果を精査し、危険性・緊急性の高いものから改修する予定。

 

通学路を含む道路に面する民間のブロック塀・屋根瓦について、危険性が高いと思われるものは、高崎市の緊急耐震対策事業により耐震化支援を進めていく。

 

 

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