市内で風しん患者/県内で初

(2018年09月12日)

風しんの流行に注意を

高崎市保健予防課は、9月5日に市内医療機関から風しん患者の発生が届けられたことを7日に発表した。群馬県では初の報告で、患者は20歳代男性。

 

関東地方を中心に風しん患者の報告が大幅に増加しており、今後、高崎市内においても感染が拡大する可能性がある。

今までに風しんにかかったことがない人、風しんの予防接種を受けていない人は注意が必要。

 

風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫張などが特徴で、風しんウィルスを含んだ飛沫(咳、くしゃみ、会話などで飛び散るしぶき)を吸い込んで感染する。特効薬はなく症状を抑えるための治療が中心となる。

妊娠中の女性が風しんに感染すると、子どもに「先天性風しん症候群を引き起こす可能性があり、保健予防課は妊婦の家族、妊娠を希望する女性とその家族の人は、予防接種を受けるよう呼び掛けている。

 

◇高崎市保健予防課から

定期接種対象者(1歳児、小学校就学前1年間)は、予防接種を受けましょう。

定期予防接種が行われなかった世代などにあたる30代から50代の男性や風しんにかかったことのない人、予防接種をしていない人は、生まれてくる赤ちゃんのためにも予防接種をお勧めします。

妊娠中、妊娠の可能性のある場合は予防接種を受けることができません。予防接種後2カ月は妊娠を避けることが必要です。

発熱、発疹など風しんを疑う症状がある場合は、あらかじめ医療機関に連絡したうえで受診しましょう。

受診時はマスクを着用し、公共交通の利用は避けてください。

外出後は手洗いをしっかり行いましょう。

 

風しんについて高崎市からの情報

http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2018081700038/

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