グレード感のあるホテル招致へ

(2018年09月13日)

相乗効果狙う都市戦略

高崎市は、ホテル招致調査について、11日の高崎市議会一般質問で清水明夫議員の質問に答えた。

高崎駅周辺を中心として近年の都市変化は大きく、今後も都市集客の増加が見込まれる中、ホテル不足が指摘されてきた。

 

高崎市の答弁によれば、高崎市は高品質な宿泊機能や会合等の受け皿となるホテルの招致を考えているとし、招致するホテルにグレード感やブランド感を求めていることを示した。

 

市が招致調査業務を委託した株式会社オータパブリケーションズは、高崎市がめざすホテルの招致サポートが可能であると評価された。業務内容は、高崎市のホテルの需給動向、立地の可能性、ホテルへのアプローチ方法などで、招致戦略の策定を委託している。

 

高崎駅周辺では、昨年4月に高崎アリーナがオープンし、全国大会・国際大会などが頻繁に開催され多くの集客による経済効果が出ている。昨秋には高崎駅西口に高崎オーパが開店し、高島屋の一部新装とペデストリアンデッキ接続するなど都市基盤も進展し、にぎわいを見せている。更に来年9月には高崎芸術劇場の開館、2020年4月には群馬県のコンベンション施設「Gメッセ群馬」がオープンする予定となっており、再開発事業や民間投資も盛んな状況となっている。

 

高崎市は「質の高いホテルの招致により、高崎市のブランド力の向上が見込まれ、より大きな経済波及効果、民間投資の誘発も期待される」と述べ、これらの相乗効果により、高崎市の都市戦略となる「人口50万人規模の都市と同等の都市力」をめざす考えを示した。

 

 

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