学習の興味や目的も多彩に/高崎学検定

(2018年10月27日)

検定開始前の緊張のひととき(総合保健センター会場)

高崎を学ぶ楽しさ実感

第6回高崎学検定が10月27日に実施された。受検会場は高崎市市民活動センター・ソシアスと高崎市総合保健センターで、申し込み者は105人で94人が受検した。受検者の最年少は中学一年生の13歳、最高齢は89歳。

高崎学検定は、高崎の歴史、文化、自然、生活などを学び、「高崎を知り、高崎を愛し、高崎を創る」ための学習活動をまちづくりにつなげていくもの。市民の生涯学習として、定着している。今年は高崎学を学ぶための「高崎学Ⅰ」が刊行されて好評、増刷となるなど、高崎学への関心の高まりもあった。

検定問題は高崎の歴史・文化・自然・産業・生活等から100問が出題され四者択一方式で回答する。成績が特に優れた人を高崎学博士として認定する。

今回は上野三碑や街道に関する問題、高崎の新たな動きとして「くらぶち英語村」に関する問題も出題された。

最年少受検者の萩原君(中1)は今回が2回目。「高得点をめざしていきたいです。自分の地域を調べるのが楽しい」と意欲いっぱいの様子。

京都府から受検した大学生の松下さんは「群馬が大好きで、ご当地検定を調べて高崎学検定を知りました。群馬の魅力は語りきれないです」と話す。

夫妻そろって高崎学検定に初挑戦した田町の山田さん夫妻は高崎学講座を二人で受講したことが受検のきっかけ。「受検しながら高崎のことを勉強したい。家の前の道が最初の中山道だったことなどもわかり、高崎の歴史が身近にある。勉強を続けて受検していきたい」と夫妻で受検を楽しんでいる様子だった。

高崎学検定も回を重ね、高崎への関心や高崎学を学ぶ目的も広がりを見せているようだ。

結果発表は11月20日(火)を予定している。

 

 

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