どんどん焼きの伝統が復活

(2019年01月14日)


倉渕川浦地区

倉渕町川浦地区では、今年度に「くらぶち英語村」が開校したことで子どもたちが21人増加し、地域も活気づいたことから、およそ8年ぶりに小正月の伝統行事「どんどん焼き」が復活した。町内会、長寿会、育成会、消防団、英語村が協力し、英語村の校庭を会場に行われた。

 

1月12日に地域の人たちの指導で英語村と地域の子どもたちが道祖神小屋や繭玉づくり、魔除けの木刀として伝わる焼き刀づくりを行った。

14日夕刻に焚き上げが行われ、約200人が参加した。ワラや杉、竹で組み上げたやぐらに点火され、炎が上がると大きな歓声が起こった。

参加者は木に刺した繭玉やスルメを焼いて小正月の伝統を楽しんだ。

 

川浦地区では、以前は集落ごとにどんどん焼きが行われており、川浦地区としてまとまって実施するのは初めてという。資料によると、川浦のどんどん焼きは夜に行うのが通例で、火で暖まると風邪をひかない、書初めを焚き上げると字が上手になる、厄年の人はミカンやお菓子をふるまうと厄落としになる、などの慣わしが、伝わっているそうだ。

 

区長の井伊光也さんは「世代間交流事業として、川浦地区を上げて行える。来年も続けていきたい」と喜びを語っていた。

 

 

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