高崎市出身アーティスト
―新井コー児 20年目の独り文化祭―
/群馬県立近代美術館

(2015年09月3日)



県美・特別展示 新井コー児
―新井コー児 20年目の独り文化祭―

 昭和40年代の日本を舞台に女子高生や動物達が自由奔放に戯れる世界を描きつけている新井コー児。立ち並ぶ電柱や銭湯のえんとつ、木造校舎に畳部屋、ちゃぶ台の上の吉田卓郎のLPジャケットや日本酒と画面を満たすのは、どれも作家本人が郷愁を抱き、愛し好んできたアイコンばかりです。それらを舞台設定に、屈託のない女子高生が縦横無碍にたちまわるイノセントな世界。よく見るとドキッとするようなシチュエーションもありますが、なぜか自然で見る人に警戒心や緊張感を与えることがありません。「私の作品を鑑賞してくださった全ての方々に元気な笑顔になってもらいたい」と言う作家の言葉からは、描かれる登場人物以上に無垢な精神性が感じられます。

[展覧会名]
新井コー児 ‐新井コー児20年目の独り文化祭-

[展示内容]
約50点の油彩画、日本画、銅版画、立体作品の展示

[会  期]
2015年9月19日(土)~12月20日(日)
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

[会  場]
群馬県立近代美術館 展示室5

[観 覧 料]
一般300円、大高生150円、
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名、群馬県民の日(10月28日)に観覧される方は無料

◆問い合わせ 群馬県立近代美術館
〒370-1293 高崎市綿貫町992-1
TEL:027-346-5560
http://mmag.pref.gunma.jp/

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