群馬青年ビエンナーレ2019

(2019年01月29日)


次世代アーティストたちの「今」

16歳から30歳までの若い世代を対象とした全国公募の展覧会「群馬青年ビエンナーレ」の展示が2月2日(土)から群馬県立近代美術館で始まる。前身の群馬青年美術展から43年、1991年にビエンナーレとなってから14回目の開催となった今回は、317点の応募から51点が入選。さらにその中から入賞審査が行われ、今年1月18日に大賞、ガトーフェスタ ハラダ賞、優秀賞、奨励賞が発表された。2月2日(土)からの展示では入賞作品を含む全入選作品が展示される。

 

最高賞の大賞は、1990年奈良県生まれの赤松加奈の絵画作品《夕日の届くころ》が受賞した。農業に従事する作者が、自然の流れの中で生きることを強く感じ、自然と動植物の生と死、人工物が混ざり合う風景を描いた作品。

 

優秀賞は大石一貴のミクストメディア作品《あ、そういえば、踏みつぶしたあれは今、何を見てるんだ。》が受賞。奨励賞には上田良、江藤佑一、倉田悟、澤田華、前田春日美の5名の作品が選ばれた。またガトーフェスタハラダ賞には、平田尚也の3チャンネルビデオインスタレーション《庭園》が受賞した。受賞作品をはじめ、可能性あふれる新世代のアーティストたちの新鮮で多彩な全入選作品が近代美術館に勢ぞろいする。

 

また展覧会初日の2月2日(土)は午後2時から表彰式とオープニングレセプションが行われ、若いアーティストたちとの交流の機会が持たれる。

 

 

会場:群馬県立近代美術館

会期:2019年2月2日(土)~3月24日(日)

開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)

観覧料:[一般]300円 [大高生]150円 ※中学生以下無料

※障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

※20名以上の団体は割引料金

問合せ:TEL.027-346-5560

高崎の都市力 最新記事

  • 株式会社環境浄化研究所
  • シネマテークたかさき
  • ラジオ高崎
  • 高崎市
  • 広告掲載募集中