小津安二郎監督特集

(2019年02月28日)


巨匠が見つめた7つの家族の物語

2014年に復活し今もなお古き良き佇まいで映画をかけ続ける、高崎最古の映画館・高崎電気館で、昭和の日本映画界を代表する監督・小津安二郎の映画が3月2日(土)から8日(金)まで毎日1作品ずつ、あわせて7作品が上映される。

 

溝口健二、黒澤明と並び、国際的に最も支持される、世界に誇る映画監督・小津安二郎。生涯54本の監督作品を遺し、現在も国内外問わず数多くの映画人がオマージュを捧げ、大きな影響を与え続けている。昨年、小津生誕115周年を記念して、松竹と角川が共同で7つの名作を最新技術でデジタル修復し一挙上映を実施。大ヒットと絶賛の嵐のなか、ついに高崎でも上映が行われる。

 

3月2日(土)は伝説の女優・原節子の小津作品初出演作「晩春」、3日(日)はカラー映像で描かれる文芸巨編「浮草」、4日(月)は大家族の崩壊と再生と人間の無常を描く珠玉の名作「麥秋」、5日(火)は夫婦のすれ違いと和解を描く感動作「お茶漬の味」、6日(水)はシリアスな人間ドラマ「早春」、7日(木)は衝撃の辛口ホームドラマ「東京暮色」、そして8日(金)は映画史上燦然と輝く小津安二郎の最高傑作「東京物語」が上映される。いずれも上映は午後7時から。

 

 

会場:高崎電気館

期日:3月2日(土)~8日(金)

入場料:[一般]1,000円 [高校生以下]500円

問合せ:TEL.027-395-0483

※高崎電気館では2K上映

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