高崎のニュースサイト／高崎新聞（たかさきWEB）

日本絹の里

繭の特性を活かして作るまゆクラフト作品を広く一般公募し、様々な作品を通して繭の優れた魅力を紹介する「まゆクラフトと絹の作品展」が県立日本絹の里で開催中だ。繭の丸みや表面の凹凸など独特の質感や特性を活かし、爛漫と咲く花を表現した作品や、素朴で温かみのある風景を絵画のように描いた作品、世界観に引き込まれる繭人形のミニチュアなど幅広い作風の入賞作品が並び、新たな繭の魅力を再発見できる展示だ。

また同時に、伝統技法等により染織などの作品を創作している工芸作家や、日本絹の里友の会会員の作品も展示。絹を用いた染色、織物、人形、刺繍などを展示し、繭より生まれる天然素材･絹の素晴らしさも伝えていく。

会期中は関連行事として工芸品即売会や繭クラフト無料体験、染色体験や手織り体験などもあり、多彩なイベントも企画され、様々なアプローチから繭の魅力に迫る。

会期：2019年2月16日(土)～4月7日(日)

開館時間：午前9時30分～午後5時

休館日：火曜日

観覧料：[一般]200円 [大高生]100円

※20名以上の団体は割引料金

※中学生以下は無料

※身体障害者手帳･療育手帳･精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名無料

問合せ：TEL.027-360-6300