文学館企画展「ミステリー小説の夜明け」

(2019年04月9日)


横山秀夫への公開インタビューも特別開催

華々しい日本のミステリー小説黎明期にスポットを当てた、県立土屋文明記念文学館の第104回企画展「ミステリー小説の夜明け―江戸川乱歩、横溝正史、渡辺啓助、渡辺温―」が4月13日(土)から始まる。

 

1840年代に欧米で端を発し様々な作品が生まれたミステリー小説は、世界中で多くのファンに読まれる人気ジャンルとなり、日本では大正時代にブームが花開いた。今回の展示では、時代を牽引した雑誌『新青年』と、日本ミステリー小説の二大巨頭・江戸川乱歩と横溝正史の世界に迫るほか、渋川市ゆかりの探偵小説作家・渡辺啓助とその弟で『新青年』編集者だった渡辺温の作品なども紹介する。

 

また、上毛新聞記者を経て、『半落ち』『クライマーズハイ』など数々の人気ミステリー作品を生み出し、ミステリーの本場・英国推理作家協会のインターナショナル・ダガー賞の最終候補に『64』が選ばれるなど、国外でも評価が高まっている小説家・横山秀夫を招いての特別企画も開催。5月26日(日)に「直接聞きたい作家のはなし」と題し、一般から募集した質問に横山秀夫氏が応じる公開インタビューを実施する。参加申し込みと作家への質問は往復はがきによる抽選で4/26締め切り。

 

そのほか、成蹊大学文学部教授・浜田雄介氏による講演会「探偵小説という文学」、高崎高校文芸部とコラボレーションした謎解きラリー、横溝正史原作の映画作品のデジタル上映会など、関連行事も盛りだくさんの充実の内容で開催される。

 

 

会場:群馬県立土屋文明記念文学館

会期:2019年4月13日(土)~6月9日(日)

開館時間:午前9時30分から午後5時まで(観覧受付は午後4時30分まで)

休館日:火曜日 ※4/30は開館

観覧料:[一般]410円 [大高生]200円

※中学生以下無料

※障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

※20名以上の団体は割引料金

問合せ:TEL.027-373-7721

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