佃弘樹「Monolog in the Doom」展

(2019年07月22日)


県立近代美術館

近年急速に国際的評価を高めている新進気鋭のアーティスト・佃弘樹の作品と、佃の表現や世界観を培った青春期の影響から現在までを辿る集大成となる展覧会「Monolog in the Doom」が県立近代美術館で7月13日(土)から始まった。多元的な視覚認識で、現実と空想世界が融合したような独特の世界を、デジタルを駆使して描く佃の作品たち。近作と新作が一堂に会するこの展示で、新たな才能をじっくり堪能してほしい。

 

1978年生まれの佃は武蔵野美術大学映像学科卒業後、グラフィックデザイナーへ。2005年からアーティストとして活動を開始し世界各国の展覧会やアートフェアに出品し活躍。近年は作品がニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されるなど国際的評価が高まっている。今回の展示では、青春期に影響を受けた映画や漫画、小説の中に含まれる世紀末的思想を軸に、90年代に文明が滅んだとされる仮想世界や、その世界と現実世界との対比を視覚化した作品などが並ぶ。

 

 

会場:群馬県立近代美術館 展示室5

会期:2019年7月13日(土)~12月16日(月)

開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日※月曜が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館

観覧料:[一般]300円[大高生]150円中学生以下無料

※20名以上の団体は割引料金

※障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

問合せ:TEL.027-346-5560

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