長野堰ジオラマ展

(2019年08月17日)


江戸・明治・令和の高崎を再現

江戸時代・明治時代の高崎の町並みや現在の高崎市内の地形を再現したジオラマ展が高崎市役所中2階ロビーで始まった。このジオラマは長野堰と高崎の歴史を広く伝えている『長野堰を語りつぐ会』によって製作されたもので、今から1100年ほど前に開削された長野堰用水と高崎の歴史を、緻密かつ迫力あるジオラマで紹介している。

 

水利に乏しい高崎の台地状の地形を潤すため、古くは室町のころから現代に至るまで農業や市民生活に利用され高崎市発展の礎として大きく貢献した長野堰用水は、平成28年に世界かんがい施設遺産にも登録された。会場ではジオラマで立体的に市内の地形が表され、そこに長野堰をはじめとした水利施設や市内を流れる用水路が時代ごとに市内にどう張り巡らされていたのか、市内の名所・名跡・文化施設などのランドマークと合わせて、一目でわかるように紹介されている。来場者にはオリジナルの地図のプレゼントもあるので、ジオラマ展を楽しんだ後は実際に地図片手に人気テレビ番組さながらに“ブラ長野堰”を楽しんでみてはいかが。

 

 

会場:高崎市役所 中2階ロビー

会期:8月17日(土)~27日(火)

時間:午前9時~午後5時

入場料:無料

問合せ:長野堰を語りつぐ会TEL.027-363-8803

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