上野三碑と多胡碑に似せた『多胡碑』の拓本展

(2020年01月14日)


碑文の書体と拓本に着目

多胡碑に刻まれた文字の書体にスポットを当てた特別展「上野三碑と多胡碑に似せた『多胡碑』の拓本展」が、高崎市歴史民俗資料館で始まった。日本で唯一の古代の建郡記念碑である多胡碑。その歴史的価値だけでなく、刻まれた碑文の文字そのものが書体として価値が高さや美しさから、人々の憧れや手本として拓本にされてきた数々の資料を紹介。また違った一面から多胡碑の魅力を知ることができる展示だ。

 

日本に現存する石碑の中で最古の石碑群・上野三碑の中のひとつである多胡碑。日本で唯一の古代の建郡記念碑であり、高崎市南部地域の当時の記憶が古代中国の書体で刻まれている。そして古代から遥か時代が下った江戸時代に、碑文の書体そのものの美しさが見直され研究対象や書の手本としてブームとなり、碑文を写し取った拓本が数多く採られるようになった。その後、碑石保護のため拓本が禁止されたが、木やほかの石に碑文を模して彫った摸刻品から拓本がとられるなどして多胡碑の美しい文字を求める人々の憧れと情熱は続いたという。

 

今回の展示では、多胡碑や模刻品から取られた拓本や、1枚の紙に上野三碑が揃う珍しい拓本など約30点の資料が展示され、文字としての多胡碑や拓本の魅力に迫る。

 

会場:高崎市歴史民俗資料館

会期:1月11日(土)~2月2日(日)

時間:午前9時~午後4時

休館:月曜日 ※1/13は開館し翌1/14休館

入場料:無料

問合せ:TEL.027-352-1261

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