『山風にのって歌がきこえる』原画展

(2020年02月14日)


地元の文化をすくいあげるということ

グラフィックデザイナーでイラストレーターの惣田紗希氏の書籍『山風にのって歌がきこえる』の刊行を記念し、高崎市椿町の書店REBEL BOOKSで2月15日(土)から3月1日(日)まで原画展が行われ、2月22日(土)には著者のトークイベントも行われる。

 

このたび刊行されたのは、2018年に太田市美術館・図書館で行われた展覧会「ことばをながめる、ことばとあるく―詩と歌のある風景」への出品作を基にした本。展覧会では昭和初期に生きた太田市の歌人夫婦・大槻三好と松枝のみずみずしい口語短歌を、太田にゆかりのある惣田紗希がイラストレーションを組み合わせて作品にした。書籍化にあたっても、三好・松枝が過ごした短くもかけがいのない日々の中でお互いを想いあい詠んだまっすぐな短歌に、惣田紗希が心を寄せながらすべてを手掛けた。

 

トークイベントでは、国内外で多くの装丁を手掛ける惣田氏による本の設計や編集についての話、2018年の展覧会での作品制作の話、大槻三好・松枝の短歌に出会ったきっかけ、地元の文化を地元ですくい上げるということや地方の美術館の役割など多岐にわたるテーマを語る予定。

 

〈原画展〉

会場:REBEL BOOKS 1F (高崎市椿町24-3)

日時:2020年2月15日(土)~3月1日(日) 正午~午後8時まで

定休日:水曜

〈トークイベント〉

会場:REBEL BOOKS 2F

日時:2020年2月22日(土) 午後5時~午後7時 ※受付開始は40分前

参加費:1,000円+1ドリンクオーダー

申込:letter@rebelbooks.jpへ「2/22トーク申込」と名前を明記して申込

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