第85回 葡萄屋寄席 

(2016年09月23日)


10月3日(月)高崎シティギャラリー

 昭和55年から始まった葡萄屋寄席は、貝沢町にあるスペイン料理の店「葡萄屋」のオーナーシェフ、清水文四郎さんの主催として始まり、今年36年目となる。シェフでありながらイベント業務も手掛ける清水さんは、長年、コンサートや各種イベントを開催。昭和46年には「大相撲高崎場所」を主催(勧進元)した。落語会は立川談志師匠との出会いがきっかけで始まり、その後、商工会議所やホテル、高崎市文化会館等で開催、根強いファンに支えられ葡萄屋寄席は恒例となった。
 
 「当初のキャッチコピーは“高崎に笑いを”でした。古典落語から新作まで、人情話や泣ける話、滑稽話など様々です。噺家にもいろいろなタイプがいて、例えば“うまさの志ん朝、達者な談志”とよく言われる。出囃子の後、談志が登場すると会場はシーンと静まり返った。小さな声で客を惹きつけるんですよ」と落語の魅力を語る。

 近年、再び落語ブームが到来し、若手“イケメン”落語家の追っかけなどもテレビで話題となるほど。落語の魅力について「自分の経験をオーバーラップさせたり、登場人物を身近な人に重ねて笑ったり、今では味わえない昔の話にイマジネーションが広がって、はまってしまう人は多い」と清水さんは話す。

 
第85回 葡萄屋寄席
●日時:平成28年10月3日(月) 午後6時開場 午後6時30分開演
●会場:高崎シティギャラリー
●出演:林家正蔵、橘家圓太郎、古今亭菊之丞 
●電話:027-362-4499
●木戸銭:4,000円(全席指定)
●お問い合わせ:葡萄屋 電話:090-3146-8973
●HP http://www.budoya.net

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