関心呼ぶ高崎博・かまち展/渋谷・ヒカリエ

(2015年09月18日)

高崎博覧会
山田かまち(1960-1977)

高崎定食も人気に

 11日から東京渋谷の商業施設「ヒカリエ」8階で開催されている「高崎博覧会」と「山田かまち展」が好評だ。
 高崎博覧会では、世界的建築家アントニン・レーモンドが設計した群馬音楽センター、上野三碑や巨大な前方後円墳など高崎の豊かな古代文化、草木染や江戸小紋の美、高崎映画祭・パスタ・世界一のソフトボール実業団など、高崎の歴史や文化を紹介している。
 山田かまち展では、17歳で夭折した山田かまち(倉賀野町)の絵画や詩など、「高崎市山田かまち美術館」の収蔵品を中心に約50点を展示。今回、かまちが撮影した写真が初展示され、かまちの感性の新たな面を見せる。
 両展覧会ともに、来場者はじっくりと展示を見て回り、高崎博覧会では、外国人の来場が多いのも特徴で、古墳などに関心を寄せていた。かまち展では、展示作品やかまちの生き方が来場者の心を打ち、感動の言葉が寄せられている。
 15日からほぼ連日行われている高崎の著名人によるトークイベント「高崎スタイルを語る」も好評で、元日本代表監督で日本ソフトボール協会副会長の宇津木妙子さん、群馬交響楽団音楽監督の大友直人さん、芥川賞作家の絲山秋子さんらが登壇し、高崎の魅力を来場者に楽しく語りかけている。
 展覧会と同階のレストランでは、高崎定食として「おっきりこみ」料理を毎日数量限定で提供しており、こちらも連日売り切れになる好評ぶり。
 この催しは23日(祝)まで開催されており、入場は無料。時間は午前11時から午後8時。最終日の23日は午後5時まで。

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