「水野暁-リアリティの在りか」/高崎市美術館4月15日(日)から

(2018年04月5日)


最新作「Mother」が初公開

徹底した描写を根底に置きながら、実験的な表現を試み新たな写実絵画の可能性を追求してきた画家・水野暁の展覧会が4月15日(日)から7月1日(日)まで開催される。

 

高崎市美術館での水野暁の単独の展覧会は今回が初。多摩美術大学で油絵を学び、スペイン・マドリードでの滞在製作や美術解剖学も学んだ水野。「現場で描く」ということを基本軸に置き、描く対象が時とともに移ろう姿も五感でとらえ変化のままにドローイングを積み重ね、描かれた場所や物のたたえる空気や光や匂いまでをも瑞々しく伝える絵画を生み出す。

日本国内では出身地の群馬が活動の拠点。スペインから帰国した2015年から現在まで、絵画のみならず写真などほかのメディアへの横断といった実験を試みながら表現の探求を続けている。

 

今回の展覧会では、初期作品からマドリード滞在中の作品、帰国後の最新作など約90点を展示。難病と共に生きる母の姿をどうとらえるかという取り組みから生まれた最新作「Mother」は、高崎市美術館でのこの展示が初公開となる。

 

会期中は作家自身が制作について語るアーティスト・トークやギャラリーツアー、作家とキュレーターとのクロストーク、作家の公開制作、作家自らが講師をする親子ワークショップなど関連事業も多数行われる。

 

会場:高崎市美術館

開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5:30まで)

金曜日のみ午後8時まで(入館は午後7:30まで)

旧井上邸は午後6時まで(入館は午後5:30まで)

休館日:月曜日

観覧料:[一般]600円[大学・高校生]300円

※20名以上の団体は割引料金

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名は無料

※65歳以上の方、中学生以下は無料

高崎の都市力 最新記事

  • 株式会社環境浄化研究所
  • シネマテークたかさき
  • ラジオ高崎
  • 高崎市
  • 広告掲載募集中