群響第540回定期演奏会

(2018年07月9日)


「ブルックナー指揮者」尾高忠明の交響曲9番

群馬交響楽団の第540回定期演奏会は、7月14日(土)午後6時45分から群馬音楽センターで開演となる。指揮は、群響と久々の共演となる尾高忠明。国内はじめBBCウェールズ交響楽団など世界各地のオーケストラでタクトを振り、大英勲章や日本人初のエルガーメダル授与など日本音楽界の重鎮。今年4月からは大阪フィル音楽監督に就任し、第一線での活躍が続いている。そんなマエストロ尾高の異名は自他ともに認める「ブルックナー指揮者」。今まで何度もブルックナーの曲を指揮してきたが、今回はブルックナー最後の交響曲である第9番を演奏する。死の直前まで最終楽章を作曲していたブルックナーの衰えないエネルギーと、未完成ゆえの可能性をマエストロ尾高と群響がどう表現するのか注目だ。

 

またプログラム前半は、ソリストに北村朋幹を招いてモーツァルトのピアノ協奏曲第23番が演奏される。名作揃いのピアノ協奏曲20番台のなかでも23番はチャーミングな美しさと深遠さが同時に存在する特に人気の高い曲。幼いころから才能を発揮した北村は、ドイツ留学や世界各国での演奏でキャリアを重ね日本ピアノ界のホープに成長。ファンの多いこの曲を、どんな演奏で聴衆を魅了させてくれるか期待。

 

 

会場:群馬音楽センター

日時:2018年7月14日(土) 午後6時45分開演(午後6時開場)

※音楽評論家・渡辺和彦氏によるプレ・コンサート・トークは午後6時20分から

チケット:《指定席》[S席]4,600円 [A席]4,100円 [B席]3,600円、《自由席》[C席]2,100円

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