「榛名吾妻荘」を林間学校に

(2015年11月30日)

東吾妻町との取得契約を上程

 高崎市は、榛名湖畔の国民宿舎「榛名吾妻荘」を市内小学校の林間学校として再整備・活用するため、東吾妻町から同施設の土地・建物を取得する議案を、30日の高崎市議会にはかった。
 榛名吾妻荘は、今年1月から休館しており、東吾妻町は、老朽化や利用客の減少など収支面の見通しが持てないことから、今年7月に施設の廃止と高崎市への売却を決めた。
 榛名吾妻荘は、榛名湖畔に立つヨーロッパ風な建築物。土地面積が7493・89㎡。本館建物は、地下1階、地上5階で、延床面積4362㎡。他に、2階建ての研修棟がある。取得予定価格は土地が5799万5千円。建物が4300万円。
 高崎市では、榛名吾妻荘を再整備し、平成29年度から市内小学校の自然体験学習施設とする。新潟県柏崎市での臨海学校は平成28年度末で終了となり、臨海学校から林間学校へと移行する予定。高崎市は、これまでに同施設の運営に、榛名地域の活力を導入したい考えを示している。

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