倉渕に8メガソーラー/28年12月完成予定

(2016年01月27日)

高崎市発表資料

サッカー場と桜の公園など併設

 高崎市は、26日の高崎市議会建設水道常任委員会で、倉渕町の美洲カントリー倶楽部跡地で建設を進めている太陽光発電所「倉渕発電所」の進捗状況について報告し、28年5月に部分的に発電を開始し、28年12月末に地域貢献施設なども完成する見通しを示した。
 美洲カントリー倶楽部跡地の活用は、合併時に倉渕村から高崎市が引き継ぎ、平成26年に事業者の株式会社クリーンエネルギー研究所と協定を締結して整備が進められてきた。
 平成27年2月から送電設備の高圧鉄塔、同年9月に跡地に造成、11月にパネル設置工事に着手した。電力施設の面積は約14ヘクタール。現在、鉄塔は完成し、パネル設置も予定面積の2割程度が据え付けられている。高崎市は、平成28年5月から部分的に発電を開始し、9月には全面的な発電となる予定。総発電量は8000kw。
 地域還元施設では、天然芝のサッカーグラウンド1面、桜の里、9kmのトレイルランニングコースが予定される。桜の里は、数年をかけて植樹していき、第1期として200本を予定する。トレイルランニングは、自然を楽しみながら舗装していない林道を走るスポーツで、起伏のある地形を生かしたコースになるという。駐車場200台、管理棟、トイレが予定されている。

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