大雪時に高齢者の安否確認も力を入れる

(2016年02月5日)

1月の降雪で高崎市

 高崎市は、1月18日の大雪に伴う市の対応や被害状況について、2日の高崎市議会防災・危機管理対策特別委員会に報告した。
 18日の降雪量は高崎中央消防署で6cm、倉渕分署で36cmとなった。
被害状況は、負傷者59人(除雪作業等による転倒)。停電が吉井地域で約600軒、榛名地域約300軒。ビニールハウス倒壊は全市合計で10戸16棟。林道乗附線・上乗附線が通行止め。住宅等の被害はなかった。
 公共交通では、JR在来線、上信線、ぐるりん、高速道路に影響が出た。
 高崎市による除雪作業は、対応職員数は、18日が約800人、19日が約100人、20日が約400人。駅周辺、市街地、通学路、歩道等を小型除雪機やスコップで除雪した。
 雪かき支援隊は18日から実施し、一人暮らし高齢者宅などへの除雪支援は、18日から26日までの9日間実施し96件(本庁39件、支所57件)。
 高崎市立幼稚園・小中学校・特別支援学校は登校時間を午前10時30分に遅延。18日は小学校23校、中学校7校が休校した。高崎経済大学は1・2時限が休講。
 各地域の高齢者あんしんセンターが、気にかかる在宅高齢者へ電話や訪問し、964件の安否確認を行った。雪で家から出られない、除雪ができないといった人には雪かき支援隊が向かった。配食業者からの緊急通報による緊急搬送もあった。

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