スピード抑止!通学路の安全対策

(2016年05月16日)


5カ年計画で全小学校区

 高崎市は、児童が安心・安全に通学できる道路環境を整備するため、今年度から小学校周辺の生活道路に対策施工を実施する。
 この「小学校周辺道路交通安全対策事業」は、通行する車両の速度を抑えるための段差(ハンプ)やカラー舗装、路面表示などで、3cmほどの高さのハンプ層を設ける。平成28年度から32年度までの5カ年計画で、全58小学校区で実施する。施工箇所は地域要望をもとに状況調査を行い、警察署と協議していく。
 28年度は、10校区から12校区、30カ所を施行する予定。予算は毎年1200万円を措置し、総額で6千万円を予定。
 通学中の子どもたちに車両が突っ込む事故や、高崎市内でも通学中の小学生が死亡するいたましい事故が発生している。高崎市では、こうした交通事故を防ぐ対策として、これまでも全校区の通学路の安全点検を実施し、危険箇所の改善工事等を行ってきた。その中で、富岡市長は今回のような道路対策に取り組む考えを示してきた。

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