高崎まつり 賑わった二日間

(2016年08月8日)

高崎まつり開会式
新紺屋町の山車に参加したやすえさん(中央)、唯愛さん、愛華さん姉妹(両端)

70万人が盛り上がった高崎まつり

 8月6、7日の二日間、第42回高崎まつりが行われ、市街地は大勢の来場者で賑わった。6日の夜に烏川和田橋上流河川敷で行われた大花火大会では、今年は観覧席を大幅に増やし、例年を上回る人出となった様子。高崎駅からお祭りを楽しみながら、歩いて花火大会会場に行けることも高崎まつりの大きな特徴で、北関東最大級の集客力となっている。
 開会式で、高崎まつり実行委員会の安藤震太郎委員長は「今年は、威風凜然、まつりで魅せる高崎の粋をテーマに、元気なまち高崎をアピールしたい」、富岡市長は「高崎まつりは、高崎の実力を70万人のお客様に示す最高のチャンス」とあいさつした。
 
山車祭りに初参加し醍醐味を味わう
 初めて山車祭りに参加した親子、早野やすえさんと小学6年生の唯愛さん、愛華さんの双子の姉妹は新紺屋町で募集のあった太鼓たたきに応募。2週間の練習に参加して、本番に臨んだ。山車引きを体験した母・やすえさんは、「子どもが参加したいと言ってくれ、私も楽しみたいと思いました。やはり祭りは実際に参加しないともったいないと感じました」と話し、娘の愛華さんは「初めてでドキドキしたけど楽しかった」と語ってくれた。
 高崎市内には山車が38台あり、毎年隔年ごとに約半数ずつの山車が出るが、田町と新紺屋町は毎年出ているという。近年、子どもが減少し、太鼓の叩き手が不足しているため伝統を引き継ごうと他の町からも子どもの参加を募集している。新紺屋町では小学生が9人、初参加した。唯愛さんは「初めは不安だったけど、形になってかっこよくできた。来年もやりたい」と太鼓の魅力に引きこまれたようだ。

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